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フレクションテクニック

フレクションテクニックは骨盤部、または頭部、胸腰部が手動、または自動で屈曲(フレクション)、伸展(エクステンション)させることで椎間の内圧を下げたり、髄核を正しい位置にもどしたり、モーションパルペーション(可動性触診)を行ったりするテクニックの総称です。

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※本アカデミーは、柔道整復師・カイロプラクター・整体師・理学療法士など医療従事者向けの内容です
上記対象者でない方はご利用いただけません

フレクションテクニック

腰痛対策に効果を発揮するといわれるフレクションテクニック

フレクションテクニックの代表的なものとしてコックステクニック、リエンダーテクニック、マッケンジーメソッドなどがあげられます。

フレクション(エクステンション)テクニックでは椎間板と髄核の動きに注目しています。
脊柱を屈曲させると、髄核は後方へ変位し、脊柱を伸展させると、髄核は前方へ変位します。Gary Jacob D.C.によると「最終可動域で動きが制限されそしてその部分で痛みがあり、その反対への動きでは可動域の制限がなくその動作をしている間痛みがある場合、動きが制限された方向への動きが好ましい動きである。」

実際の臨床において、米国では腰痛の対策としてマッケンジー法が強く推奨されるなど脊椎に運動を加えるテクニックは臨床的に効果が高いと認められています。フレクション(エクステンション)テクニックは腰痛において高い効果を発揮しています。

患者様の負担を抑えつつ触診・アプローチできるのがメリット

それ以外でも、前述のようにモーションパルペーションを行う際に受動的に骨盤部を屈曲・伸展させることで患者様に負担をかけることなく、動きの悪い関節を触診することができるなどフレクションテーブルをもちいるテクニックには様々なメリットがあります。

また、腰椎前彎が強すぎる患者様へのアプローチの際にも屈曲させることでより自然な脊椎のカーブを付けられるなど、フレクションテーブルをもちいることで様々なテクニックが日々生まれています。

フレクションテクニック関連機器

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